訓練支援艦(くんれんしえんかん)は、海上自衛隊において、主に対空射撃訓練支援用に無人標的機を管制する艦艇を指す。
航空機・ミサイルの高性能化に伴い、より高性能の無人標的機の運用能力が求められるようになり、1989年には「くろべ」が竣工した。「くろべ」は無人標的機・チャカIIIの運用能力を持ち、艦対空ミサイルの射撃評価が判定可能なレーダー設備を有する。1999年には「あづま」が退役し、2000年に後継艦として「てんりゅう」が竣工している。
「てんりゅう」では、イージス艦への訓練支援も考慮されている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』