空撮 今治造船(株)を筆頭に今治の造船業発祥地 「 波止浜湾 」

 今治市の造船業発展は、波穏やかな天然の良港「波止浜(はしはま)湾」で潮待ち(汐待ち)する船舶修繕から発達したといわれています。当時の船の航行は潮や風に大きく影響を受けたため、日本海や瀬戸内海の各地には潮待ち、風待ちの港が数多くありました。  世界に名高い「造船長屋」と称され造船所が7社立ち並ぶ「波止浜湾」も潮待ち港のひとつでした。筥潟(はこがた)湾とも呼ばれるこの港には、来島海峡の急潮を航行する船が潮待ちで数多く立ち寄りました。その間に修理を行ったことから、船舶修繕を中心に今治市の造船業が発展したといわれています。(今治市HP)