沈没船「白虎」引き揚げの準備作業。日本サルヴヱージ所有 多目的作業台船「 海進(かいしん) 」。  

 作業は3月4日から始まり、ダイバーによる「白虎」へのチェーンの取り付けなどを行い、今年7月中旬には海上に引き揚げ、9月中旬に広島県呉市で解体作業に入る見通し。
 現場海域は、地震や津波など災害が起きた時に緊急物資を輸送する「緊急確保航路」に指定され、国土交通省が21年9月、船体を撤去するよう船主に求めていた。